「イライラするから食べちゃえ〜!食べることで発散してしまえ!!!」
と、イライラが原因で暴飲暴食をしてしまって、あとで後悔してしまうことってありますよね。
本来ならストレス発散で食べるのをやめて、他のことでストレス発散すればいいんじゃない?と友達にアドバイスされることもありますが、
「食べること以外でストレス発散すればいいなんて、わかってるけどできないし、食べること以外でストレス発散できないから困ってるんだよ!」
と思ったことがなんどもあります。
今回は暴飲暴食をしてしまう理由と、暴飲暴食を防ぐ方法について紹介していきます。
ストレスが原因で暴飲暴食してしまうのはなぜ?
食べることで、心が満たされる
すっごくイライラしたり、落ち込んだとき、暴飲暴食をしたくなりますよね。
わたしはひとに嫌味を言われたり、仕事がうまくいかなかったりしたときに、食べ物でストレスを発散しようとしてしまいます。
あー!もう人生嫌だー!!!!!!!!!!
わたしなんて!!!!!
と思ったときに、自暴自棄になって暴飲暴食をしてしまいます。
ですが、頭の中では
「イライラするから食べちゃえ!食べて発散しないと!」と心のストレスをいたわった感情と
「これ以上食べたら太るし、胃が痛くなる」からやめたいという身体をいたわった感情が対立しています。
イライラするから食べようという感情と、これ以上食べたら太るから食べるのをやめようと思っているのって、
と、身体と心で感じていることが逆の方向に作用してしまっているのが原因だとおもいます。
食べることは、一番手っ取り早いストレス発散法
ストレス発散をするときに、なんで食べたくなってしまうのかについてすごく勉強していた時期がありました。
勉強していてわかったのは「ストレスを発散する、一番てっとり早い手段が食べること」だということです。
ストレスを発散する一番てっとり早い方法が食べることってなに?と感じたとおもうので、詳しく説明しますね。
ストレス発散の手段は人によってそれぞれ違うので、わたしが考えつくものをざっとあげます。
- 人とおしゃべりする
- お買い物する
- カラオケにいく
- 運動をする
- 掃除をする
いまざっとあげてみましたが、これらのストレス発散方法って、ぱぱっとできるものではないと思いませんか?
人と喋るためにはだれか人を呼ばないといけなかったり、お買い物をするためには街にいかないといけないうえにお金もかかる。
カラオケに行こうと思っても、カラオケに行くまとまった時間を取れないかもしれないし、運動する時間もとれないかもしれません。
掃除をしよう!と思っても、イライラしてるときに掃除しようとは思えないし…(笑)
たくさんのストレス発散方法があるのに、食べることでストレスを発散しようとしてしまうのは、食べることが一番手っ取り早く、イライラした感情を満足させられるからです。
今ではちょっと歩けばコンビニもスーパーもあるし、安くて美味しい食べ物があふれています。
ストレスを暴飲暴食で解消してしまうのって、どんなストレス解消法よりも手軽で簡単で、イライラしたときにできるストレス発散法なので、食べることでストレス発散したくなるのって、当たり前の行動だと思うんです。
ストレスによる暴飲暴食を防止する方法
お腹に手をあてて、身体の調子を確かめてみる
暴飲暴食したいときって、身体は食べたいわけではないけど、精神的に食べたい…!ってなったときが多いのではないでしょうか…?
つまり、身体は食べ物を詰め込まないで欲しいと感じているのに、心はストレス発散のために食べたいと感じている状態です。
そんなときは、ご自身のお腹に手を当ててみてください。
お腹に手を当てると、お腹がパンパンに張っていて、苦しそうになっていることがわかったり、これ以上食べると身体がきついな…
と少し感じられると思います。
お腹に手を当てることで、頭では「食べたい!暴飲暴食したい!」と思っていた気持ちが、
「これ以上たべたらあとで胃がくるしくなりそうだな」
「もっとお腹がぽよんぽよんになったら嫌だな」
とか感じるんです。
そうすると、食べたい気持ちがふっと落ち着いてくるんです。
イライラが原因で暴飲暴食をしたくなったときって、脳と心が食べたい!と思っているだけで、本当にお腹が空いているわけではなかったりします。
食べたあとで後悔しないためにも、脳ではなくて、身体の声をしっかり聞いてあげるようにしてみてくださいね。
ストレスの原因になっていることを解決する
わたしが一番大切だと思うのは、暴飲暴食の原因となっている、精神的なストレスを解決することだと思います。
暴飲暴食を防ぐ方法を身につけても、根本の問題である精神的なストレスを解消しないと、なんども同じことを繰り返してしまうだけですよね。
精神的なストレスなんて、そんな簡単に解決しないですが、自分の考え方次第でストレスの感じ方は変えられます。
というのも、わたしはこれまでたくさん暴飲暴食をしてきました。
暴飲暴食の原因は主に、人間関係。
人になにか言われてイライラしたり、嫌味を言われてイラっとしたり…。
人に与えられたストレスを、食べ物で発散していました。
わたしは食べ物でストレス発散するしか方法がない!と思っていたんです。
ですがよく考えると、わたしが食べ物でストレス発散したって、わたしに嫌味をいったひとはわたしが傷ついていることなんて知らずに普通に生活しています。
そのひとは、わたしが食べ物でストレス発散しないといけない状況を作ったことも、わたしのことをイラっとさせていることも、わたしがその人の言葉で傷ついていることも、なにも知りません。
わたしが太ることも、食べて気持ち悪くなっていることも、暴飲暴食してしまって、自己嫌悪で辛い気持ちになっていることも、その人にとっては全く知ったこっちゃないですよね。
わたしが勝手にストレスを感じて、勝手に暴飲暴食をして、勝手に自己嫌悪に陥っていることなんて、相手には一切伝わらないし、なにもダメージを与えないんだ…。
と思ったら、なんだか暴飲暴食がバカバカしくなってきたんです。
どうせ相手にはなにも伝わらないんだから、自分を苦しめてまで食べなくてもいいんじゃないかな?もっと自分を大切にしよう、と考えるようになってから、ちょっとずつですが暴飲暴食をやめることができています。
暴飲暴食をしたくなるのは、人間関係だけではないと思います。
仕事が辛かったり、パートナーと喧嘩したり…。
暴飲暴食をしたくなるような辛い状況はたくさんありますが、自分が苦しくなるまで食べても、結局状況って変わらないと思うんです。
結局なにもかわらないし、自分を苦しめてしまうだけなら、もっと自分を大切にしてあげたいと考えるようになったら、暴飲暴食の頻度も減ってきました。
まとめ
たくさん食べて飲んで、食べることでココロを満たしている時って、一時的に幸せな気持ちになれるけれど、あとから後悔してしまうことがほとんど。
暴飲暴食をして後悔してしまう前に、一度お腹に手をあてて、おなかにこれ以上食べ物が入っていいのかとカラダのことを考える時間をつくってあげるだけでも、暴飲暴食をしたい気持ちがおちついてくることがあるので、ぜひ実践してみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました!ではこだろぐ(@kodalog)でした。
