こんにちは、こだろぐ(@kodalog)です。
甘いもの中毒を知っていますか?
甘いもの中毒とは、お菓子をたべないと落ち着かない、イライラするなど、お菓子を食べないと落ち着かないという症状のことです。
- お菓子を毎日食べる
- お菓子をやめたい、控えたいのに、やめられない
- お菓子を食べないと、仕事がはかどらない
- お菓子を食べていないとイライラしてしまう
- イライラしたときにお菓子をたべてしまう
などこれらの症状がある場合は、甘いもの中毒になっている可能性が高いと言われています。
実は、多くのお菓子の中に含まれている「砂糖」は、「やめられないとまらない」という中毒症状を引き起こすのです。
甘いものがやめられないのは、意思が弱いせいじゃなくて、砂糖の中毒性によるもの。
意思が弱い自分を責める必要なんてないんです。
今回は、砂糖の中毒性が高い理由と、甘いもの中毒になってしまう理由について詳しく解説します…!
Contents
甘いもの中毒になると、どんなことが起きるの?
そもそも、甘いもの中毒になると身体にどんな悪いことが起きるの?ということについて説明していきます。
体重が増える
甘いもの中毒になると、砂糖が含まれているお菓子類をたくさん食べるようになります。
そうすると当たり前だけれど、体重が増えて太ります。
女性が甘いもの中毒を克服したいと思う一番の理由は、太りたくない!と思うからではないでしょうか?
甘いもの中毒を克服すると、お菓子の量が減って痩せやすくなるだけではなくて、薄い味付けの料理で満足できるようになります。
濃い味付けの料理は、食欲が増して食べ過ぎの原因になります。
甘いもの中毒を克服すると、料理の好みも変わるので、痩せやすくなります。
イライラする
「甘いものを食べると、イライラが吹っ飛ぶ…!」と思いますよね。
ですが、甘いものを食べたときに感じる、ふわっとした幸せな気持ちは一時的なもの。
砂糖を食べた時に感じる幸せな気持ちは、一気にすっと消えてしまうようにできています。
というのも、甘いものを食べた時に感じる、ストレスがすーっと抜けていく感じは、砂糖を食べたときに働くホルモンが原因です。
砂糖を食べたときに起こる血糖値の働きが、この一時的な幸福感をもたらしているんですが、砂糖と血糖値の関係については、また次回お話します。
ちょっと長くなりましたが、ここで私がお伝えしたかったことは、砂糖を食べると一時的に幸せな気持ちになるホルモンが分泌されるけれど、すぐにイライラを抑える効果は切れてしまうということ。
砂糖によって感じる幸福感をもたらすホルモンは数時間後にはきれてしまうため、また甘いものを食べないと!と思うようになります。
この一時的に感じる幸福感のトリコになってしまうと、一時的に幸せになれる感じがクセになって食べ続けてしまい、甘いもの中毒になります。
うつっぽくなる
わたしの実体験なのですが、以前自分では甘いものをやめたいのにやめられない時期がありました。
ストレス発散で食べるものといえば、甘いもの。
チョコ、アイス、シュークリーム、ケーキ…。
ストレス発散のために甘いものを食べていたら、だんだんやめられなくなって、次第に食べることがストレスになって。
甘いものを食べることがストレスで、食べることをやめたいのに、やめられなくて…。
今考えると完全な甘いもの中毒だったと思いますし、精神科では過食症という摂食障害だと診断を受けました。
甘いもの中毒といっても、ひとによってどれくらいの症状なのかは変わるので一言で簡単にまとめることはできません。
でも、もしわたしって甘いもの中毒なのかな?と思ったら、まずは一度甘いものを一週間だけやめてみてください。

こちらの記事に、甘いものをやめられた方法を詳しく紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
「白砂糖」が甘いもの中毒を引き起こす理由
砂糖とひとくちにいっても、砂糖にはたくさんの種類があります。
きっと砂糖と言われてパッと思いつくのは、白砂糖だと思います。
スーパーで普通に売っている、普通の砂糖のことです。
その白砂糖は、砂糖の中でも一番中毒性が高いです。
というのも、砂糖そのものに中毒性があるというより、「精製された砂糖」に中毒性があるからなんです。
精製されたものとは、ざっくりいうと人の手が加えられて、純度が高い部分だけを取り出したものです。
砂糖はトウモロコシやさとうきびなどの一番甘い部分だけを取り出す加工をして作られています。
一番わかりやすい例として、麻薬のコカインがあげられます。
コカインは、コカインの葉っぱだけでは全く中毒性はないそうです。
なぜコカインに危険な中毒性があるのかというと、コカインの中の純度が高くて、吸うと気持ちよくなれる中毒性があるところだけを取り出しているためです。
そのままだと中毒性はないのに、コカインの葉を人間の手によって、加工することで中毒性が高まっているんです。
コカインと同じように白砂糖は、サトウキビなどの特に甘いところだけを取り出して作られています。
砂糖をつくるときは、サトウキビの甘いところだけを取り出していて、その甘さを高めるために、サトウキビのなかの不純物をとりのぞいています。
不純物を取り除くと、本来サトウキビに含まれている栄養であった、ミネラルなどの大切な栄養素も、取り除かれてしまうんです。
砂糖に、コカインと同じように中毒性があると言われるのは、砂糖をより甘くするために、中毒性のある特に甘い部分だけを精製し、加工しているからです。
ここまで砂糖の中毒性が高い理由を、コカインと比べて説明しました。
って思った方もいると思うので、もうちょっとざっくり、精製されたものが中毒性が高くなってしまう理由について説明します。
オレンジジュースを自分で作るときのことを考えてほしいのですが、オレンジジュースを自分で作ろうとすると、4〜5個のオレンジが必要になります。
そのままオレンジを5個食べようとすると、食べるのがとっても大変なのに、ミキサーでジュースにするだけで、一瞬で食べられますよね。
ジュースにするときに使うオレンジの量は全く一緒なのに、ジュースにだけで食べるのが大変になる理由は、ミキサーを使うことで本来オレンジに含まれている、食物繊維などの栄養素を取り除いて、食べやすい形に加工しているからなんです。
オレンジジュースも、人の手を加えて加工してすることで、甘さを高めているんです。
砂糖の依存度が高くなる理由がご理解いただけたでしょうか…?
砂糖を選ぶときは、できるだけ人の手が加わっていないものを選ぼう
これまで、白砂糖が中毒性をもたらす理由を説明してきました。
砂糖の中毒性が高くて、甘いものをやめられなくなってしまうことはわかったけど、じゃあなにを食べればいいの?と疑問に思ったのではないでしょうか?
絶対に、甘いもの抜きの生活なんて考えられない!と思うくらい中毒になっている場合は、一週間だけ甘いものを食べるのをやめてみてください。
甘いもの中毒になっていればなっているほど、甘いもの食べない生活が、辛いと感じるはずです。
でも、最初は辛いとおもっていた甘いものを控える生活も、慣れたら意外と大丈夫になってくるはずです。
甘いものを摂らない生活に慣れたら、精製された真っ白の砂糖ではなくて、てんさい糖やきび砂糖など、できるだけ人の手が加わっていない砂糖をとるようにしてください。
今は、白砂糖を使っていない体に優しいスイーツなども売っています。
甘いものをどうしても食べたかったら、自然な砂糖を使っているスイーツを食べるようにしてください。
コンビニで買えるアイスの中だと、ハーゲンダッツが一番中毒性が低いと言われています。

砂糖の中毒性が高い理由と甘いもの中毒になる理由のまとめ
わたしは昔から、イライラしてどか食いしてしまうことに悩まされていました。
とくに砂糖の入ったお菓子を全くやめられなくて、甘いものがやめられない自分の意思の弱さと、食べてしまう自分が本当に大っ嫌いでした。
と自分を責めて、そのストレスでまた食べる…という悪循環を繰り返していました。
食べるのがやめられない自分をどうにかしたくて、病院にいったり、自分でいろいろ調べるようにしたら、わたしの意思が弱いわけじゃなくて、砂糖中毒に陥っていることがわかりました。
中毒状態を抜けだす時は結構つらかったけれど、抜け出してみると毎日すっきりと起きられるし、ココロもカラダも元気になりました。
人によって症状の程度は違いますが、もし自分が甘いもの中毒になっているかもしれないと思ったら砂糖の摂り方を見直してみてください。
甘いものがやめられなくて辛い…と感じている方の少しでも助けになれていたら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
こだろぐ(@kodalog)でした!

こちらの記事は、ティースプーン40杯分を2ヶ月間毎日摂取して、砂糖が体に及ぼす影響について書いています。