こんにちは、かすみです。サマースタイルアワード(通称サマスタ)に出場するにあたって、非常に困ったことが「日焼け(カラーリング)問題」です。
ボディコンテストに出場している選手は、女性も健康的な小麦肌!
私が出場したサマスタのビューティフィットネス部門(モノキニ部門)でも、出場している方々はみなさん小麦肌で、
「サマスタに出場したいけど、日焼けするのだけは絶対に嫌!」
となんとか日焼けだけはしたくなかったです。
真夏の完全防御の私(笑)
そんな私ですが、当日しっかり小麦肌になれたので、その方法をご紹介します。
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「サマースタイルアワードに出場するには、日焼けしないとダメなの?」と疑問に思っている方必見です。
日サロで焼く+サロンカラーリングをするのが一般的
一般的には、大会の数ヶ月前から日焼けサロンで肌を焼き、本番の数日前に焼いた肌の上からサロンでカラーリングをします。
肌を焼いた状態の方が、綺麗にカラーリングが出来るそうで、数ヶ月前から日焼けサロンで日焼けしておく必要があります。
でも、普段白肌で、紫外線対策をしている方にとって、大会のために日焼けサロンで肌を焼くのは、避けたいですよね。
私自身、絶対に肌を焼きたくありません。次からは、日焼けせずに肌を黒くする方法について詳しくお伝えします。
日焼けせずに黒くなる方法は3通り
日焼けせずに黒くなれる方法は以下の3通りです。
- サロンでのスプレータンニングによるカラーリング
- サロンでのスプレータンニング+マジックタンでのカラーリング
- マジックタンのみでのカラーリング
日焼けせずに黒くなっている人の多くは、「②のサロンでのカラーリング+マジックタン」を利用しているようです。
また、コンテストに出場している方の多くは、
「大会の2ヶ月ほど前から日焼けサロンで肌を焼く。大会3日前〜1日前にカラーリングサロンでスプレータンニングを行う」
という方法で小麦肌を作っています。やはり日焼けサロンで肌を焼いてる人が多い印象です。
でも絶対に焼きたくない!ということで、下記からそれぞのカラーリング方法とメリットデメリットについてお伝えしていきます。
【方法①】カラーリングサロンでのスプレータンニング
まず、焼かずに小麦肌になっている方のほとんどが行うサロンでのカラーリングについて詳しくお伝えします。
サロンでのカラーリングとは?
サマスタでは、サロンでのカラーリングが認められています。スプレータンニングといいます。
私はサロンでのカラーリングを行ったことがないので、詳しくお伝えすることはできませんが、スプレータンニングといって、スプレーで身体に塗料を塗って黒くするそうです。
「3日前〜前日にサロンでスプレータンニングを行い、当日にマジックタンで黒さを足す」のが一般的です。
出場していた他の方々もスプレータンニングカラーリングしていました。しっかり黒くなっていたので、事前のスプレータンニングでも綺麗にできると思います。
【サロンでのスプレータンニングの価格】
一回15000円ほど。サロンによって価格設定が異なります。また、カラーリングをおこなう回数によって、費用は変わります。
【方法②】サロンでのスプレータンニング+マジックタン
焼かずに黒くなっている人の多くは、サロンでのスプレータンニングを行った後に、マジックタンを重ねて黒くしています。
もともと、私もこの方法で小麦肌にしようとしましたが、
- 私の肌の白さだと4〜5回ほどカラーリングしなければならず、カラーリングの費用が4〜5万円になる
- 焼いていない状態でスプレーでカラーリングを行うと「緑色になる可能性がある」
と言われてしまったんです。
そのため、私は確実に黒くなれる「【方法③】のマジックタンのみのカラーリング」で本番に挑みました。
【方法③】マジックタンのみのカラーリング
私が行ったのが、マジックタンのみを用いたカラーリングです。マジックタンと呼ばれる小麦色のクリームを全身に塗りました。
ここからは、マジックタンのみを用いたカラーリングについてお伝えしていきます。
マジックタンとは?
マジックタンとは、サマスタ公式が認定している「小麦色のボディクリーム」です。
このような茶色のクリームを手袋を使って全身にペタペタ塗っていきます。
マジックタンボディーソープで洗い流せるクリームで、1日限定で身体を黒くすることができます。
お湯とボディーソープでしっかりと落とすことはできるのですが、色が毛穴に入り混んでなかなか落ちず、ゴシゴシ落とすのに苦労しました。
マジックタンの値段
一本4400円。一回の使用量は0.6本分ほどでした。
私は2回出場して、1本目は使い切り、2本目は少し5分の1程度、使用しました。
マジックタンの塗り方は、ニトリルのゴム手袋を使ってペタペタ。
ゴム手袋はこのようなニトリルのものが最も塗りやすいそう。
本当は、サロンでカラーリングしてもらった上で、マジックタンで黒さを足した方が当日は楽そうなので、そっちがいいかなあって思います。
ただサロンでのカラーリングは1回12000円ほどかかるので、マジックタンでカラーした方が費用的には負担が少ないかなぁ。
カラーリング方法の種類による仕上がりの違い
仕上がりについては、
- サロンでのスプレータンニングによるカラーリング
- サロンでのスプレータンニング+マジックタンでのカラーリング
- マジックタンのみでのカラーリング
この3つの方法で、それぞれ仕上がりの色味が異なります。
やはり、日焼けサロンで日焼けして(タンニングといいます)マジックタンで黒さを足すのが最も自然なカラーになります。
マジックタンのみで仕上げると、赤茶っぽいテカテカした仕上がりになります。ただ、肌質や肌の色など、それぞれの肌によって、同じ仕上がりになるかはわかりません。
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動画で他の選手と比べてみると、違いがわかりやすいですね。
- サロンでのスプレータンニングによるカラーリング→本当に日焼けしたような自然な小麦肌になる。ただ、スプレータンニングだけだと薄い仕上がりになるため、マジックタンを重ねて色を濃くするのが一般的。
- サロンでのスプレータンニング+マジックタンでのカラーリング→スプレータンニングの色にテカテカとした光沢が追加される。ツヤっとした仕上がりになります。
- マジックタンのみでのカラーリング→最も赤茶っぽい仕上がりに。最も光沢感のある仕上がりになります。
ちなみにマジックタン、1日で落ちるかと思いきや、意外としつこくて、2〜3日落ちませんでした。数日かけてゴシゴシと擦って落としました。
マジックタンは一人で塗れる?
マジックタンを全身に一人で塗るのは、かなり難しいです。背中、お尻、裏もも、など塗りにくい部分を一人で塗るのは難しいのです。
塗りムラができてしまったら、ステージ上で綺麗に見えないので、誰かに手伝ってもらう必要があります。
塗るのにはテクニックが必要
私は自分で塗ったことがないのですが、マジックタンの塗り方にはコツが必要です。
塗る時に使うものは、
・ゴム手袋(ニトリル製のもの)
・専用のパフ(あれば)
・ウェットティッシュ
この3つ。ニトリル製のゴム手袋をつけて、手袋に直接マジックタンのクリームを塗りつけます。手袋についたマジックタンをペタペタと伸ばしながら塗っていきます。
量を多めに塗りすぎると、よれてしまうので、少量を薄く塗っていくのがポイントのようです。
ウェットティッシュは、マジックタンでモノキニや水着が汚れてしまった場合に、使います。水着がマジックタンで汚れてしまっても、ウェットティッシュで拭き取るとある程度綺麗になります。
マジックタンでの当日カラーリングはプロに依頼することも可能
マジックタンを使ったカラーリングは、サマスタ公式に依頼すると、カラーリングのプロに塗っていただくことができました。
当日にマジックタンを塗ってくれるサポートの方がいない場合には、サマスタの公式から マジックタンでのカラーリングを申し込むことができます。
これまで私自身、4回サマスタの大会に出場しています。最初の2回はサポートの方がいたので、サポートの方に塗っていただきました。
※サポートとは大会当日にタイムスケジュールの管理やパンプアップのお手伝い、その他いろいろなことをお願いする人のことです。サポートの方がいた方が、自分自身がステージに集中できるので、できるだけサポートの方は見つけた方が良いと思います!
ただ、4回目の日本大会では、サポートの方が見つからず、サポートなしで一人で参戦することに。
1回目と2回目の大会の時はサポートの方にマジックタンでのカラーリングをお願いしたので、カラーリングどうしよう…とかなり不安になりました。
しかし、サマスタのエントリー時に公式カラーリングを申し込むことができました。
サマスタのマジックタン公式カラーリングは、出場のエントリー時の同時申し込みが必要でした。エントリー時の申し込みをお忘れなく!
※2022年12月時
【公式のマジックタンカラーリングを申し込みしてよかったこと】
・大会当日の朝、集合時間にいくだけで、綺麗にカラーリングしてもらえる
・本番まで何度も塗り直ししてもらえる
・本番直前のステージ袖でも塗り直ししてもらえる
マジックタンは所詮クリームなので、取れたりよれたりしてしまいます。サマスタ公式のマジックタンのカラーリングを申し込みすると、大会当日の一日中カラーリングをなおしてもらえました。
本番直前のステージ袖でも、「よれている箇所はないか」をしっかり確認してもらえてすごく心強かったです。
マジックタンの当日カラーリングのデメリットといえば、「お金がかかる(私の時は15000円でした。)」ことだと思います。
最後に
サマスタは、カラーリングが許可されていますが、他の大会ではカラーリングがNGの場合もあります。ご自身が出場したい団体のカラーリングの規定をしっかりとチェックして、大会の準備をするのがおすすめです。