こんにちは、こだろぐ(@kodalog)です。
私は、15年前くらいから「過食」をすることがありました。
何度か病院に行ったことありましたが、単発的に行くだけで、継続的な通院をしたことはありませんでした。
ですが、今回はちゃんと継続して、過食の治療に通おうと思っています!
本記事では、過食治療に継続して通うと決心した理由や、過食の治療で行っていること、通う頻度や診察の内容などをお伝えします。
過食に悩んでいて、解決法に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
私のこれまでの過食の症状
過食するようになった正確な時期やきっかけは、正直あまり覚えていませんが、中学生の頃には過食に悩んでいました。
また私の場合は、過食の頻度や量に波があり、過食する期間とそうではない期間があるタイプ。
大学生の頃に、過食がひどくなった時期があり、一度精神科で診察を受けて「摂食障害」と診断されました。
でも、その時は「精神科に通ったところで、自分の意思が変わらなければ何も変わらないだろう。お金も時間ももったいない」と考えてしまったこと、
そして、いつもいつの間にか過食の波は落ち着いていくので、通院はせず、放置してしまいました。
この数年は、ボディメイクの大会に出るようになって、トレーナーさんに栄養指導を受けるようになり、
正しい食べ方を学んだこと、そして大会に出るという目標ができたことで、過食の波は落ち着いていました。
ですが、最近また過食の波がやってきて、悩むことになりました。
特に今年出場予定だった大会の出場を諦めてからよりひどくなり、「お腹いっぱいで苦しいのに、詰め込まなきゃ」「食べても食べても満足できない」みたいな状態に。
でも、今までもどうにかなってきたし、今回もどうにかなるだろうと思っていたので、病院に行くつもりはなく、自分で治そうとしていました。
過食治療の通院を避けていた理由
自分で解決できると思っていた
私は、15年前から過食と向き合ってきたので、
「今までもどうにかなってきたし、時が経てばいつの間にか治っているだろう〜」
「わざわざ病院に通わなきゃ行けないレベルでもないよね〜」
と、自分自身の過食に対して少し楽観的に考えていました。
なんとなく病院を毛嫌いしていた
怪我や病気だったら、お医者さんに薬の処方や怪我の処置をしてもらって、治るのはわかる。
「でも過食の治療で病院に通ったところで、お医者さんは何をしてくれるの?カウンセリングして何か変わるの?」と思ってしまっていたんですよね。
また、通院することに対して、ネガティブな気持ちがありました。精神科または心療内科に通うことになるので、「精神科に通わないといけないのか」「なんか嫌だな」って、漠然と「嫌だ」と思っていました。
お金と時間をかけるのがもったいない
過食までにはならなくとも、食べ過ぎることって誰にでもあること。
なのに「お金も時間もかけて、病院に継続していくのが正直嫌だし、面倒だな、そこまですべきなのか?」って思っていました。
まあそんな言い訳をして、なかなかちゃんと病院に行けていなかったのです。
トレーナーさんの言葉がきっかけで通院することに
でもお世話になってるトレーナーさんに、
「出来ないことをできるようになるために、専門家に頼ることの何が悪いの?トレーニングも食事の管理も、自分でネットで調べてやることだって出来るのに、なんでトレーナー(専門家)つけてトレーニングしてるの?
専門家に聞いて、教えてもらった方が、早く効率的に効果出せるからでしょ?
過食の専門家に頼った方が早く効率的に改善できるはずだよ?」
と、言っていただいて。
「本当にその通りだな!!!」と、すごく納得したんです。
このトレーナーさんからの言葉がきっかけで、しっかりと病院に通う決意をしました。
過食の病院を調べる際に注意したこと
病院(専門家)にちゃんと通う決意をして、どんな専門家を選べばいいのか悩みました。
- 摂食障害専門の外来があるかどうか
- 家から通いやすい場所か
- 継続して通える料金か
この3点に注目して考えて、病院を選ぶことに。
これまで何度か病院に行ったことはありましたが、その際は摂食障害専門外来ではなかったんです。
摂食障害専門ではなく、精神科に行っただけだったので、今回は摂食障害専門外来がある病院を選ぶことにしました。
また、病院選びをする際の注意点として
食わず嫌いではなく、色々試してみるべき!
一回行っただけで合わないって決めつけて、諦めるのはやめてね!
とトレーナーさんにアドバイスいただいたので、ゆるっとした気持ちで病院選びをすることに。
治療の内容
初診でやったこと
初診でやったことは、
- 問診票の記入
- 血液検査
- 医師との対面でのカウンセリング
まずは待合室で問診票を記入。その後、医師との対面でのカウンセリングを行い、
過食が起きやすい時間や場所、過食時に食べるもの、過食にかける時間、過食が始まった時期などを大体1時間くらい詳しく聞かれました。
それと、血液検査で身体的な異常はないか、調べてもらいました。
私は専門家ではないので詳しい説明はできませんが、摂食障害の場合はホルモンや甲状腺などの検査をするようです。
治療でやっていること
私が通っているクリニックでは、カウンセラーさんとのセッションと、お医者さんとの診察の2種類を一度にやってもらっています。
お医者さんとの話(15分くらい)
- 過食ありましたか?
- 過食があった場合は何をどんな状況で食べましたか?
- 過食がなかった場合は、どうして過食がなかったと思いますか?
などなど…。
過食に関すること、その他生活や普段の思っていることなど、様々な角度から質問がされます。
私が通っているクリニックでは、ちょっとした宿題が課されます。次のカウンセリングでは、その宿題をもとにカウンセリングを始めることもあります。
宿題を考えることで、自分では気づけなかった過食が起きやすい状況やその心理などを、発見することができているなぁ、と思っています。
カウンセリングが終わってみると「何話してたんだっけ?」となるんですが、何か気づきが得られているのが不思議です。
カウンセラーさんとのプログラム
お医者さんとのプログラムとの他に、「カウンセラーさんとの摂食障害克服プログラム」を受けています。
これは、「質問に対して答える」という医師によるカウセリングとは違って、「過食を予防する食べ方やその工夫」などを、資料をもとに説明してもらうものです。
資料をもとに「食生活リズムの整え方」や「健康的な食べ方、栄養指導」「体型に対する考え方」「過食を減らすための生活の工夫」などの説明を受けています。
私自身、トレーナーさんからトレーニング(減量と増量)のための栄養指導を受けているので、その別で栄養指導受ける必要はあるのか?と思っていました。
過食治療のための食べ方と、トレーニングのための食べ方は、根本的な栄養学は共通しています。
しかし、日々の過ごし方のポイントやその他の注意点などは異なるところもあります。実践するのに躊躇してしまう事項もあって、戸惑うことも。
でも、少しずつ慣れていきたいと思っています!
お薬の処方はなし
お薬を処方されることもあるようですが、私の場合はお薬の処方はなしで、治療していこうと、お話されています。
お薬の処方の有無は人それぞれだと思うので、もし気になる方は病院に行ってみてくださいね。
所要時間と通う頻度
私が通っているクリニックの摂食障害克服のためのプログラムは、全部で4回あります。
それをどのくらいの頻度で通い、どれくらいの期間で終わらせるかは、自分で決められます。
私は、できるだけ早く過食をどうにかしたい。と考えていたので、週1回で4回通うことにしました。
治療の料金
治療の料金は、1回4500円ほどです。
この一回4500円というのは、医師の診察とカウンセラーさんによる摂食障害克服プログラムのセットが含まれています。
この内訳は、医師の診察は3割負担で1000円程度。カウンセラーさんによるプログラムは自己負担で約3000円となっています。
私は居住地が東京なので、東京都の自立支援医療費制度というものを申請しました。
これを申し込むと、保険診療分の負担が1割負担になるそう。そんな制度があるなんて知らなかったので、教えてもらってよかったな、と思っています。
居住地によって異なるはずなので、もし申請される際は、お住まいの自治体に尋ねてみてくださいね。
治療を受けてよかったと思うこと
まだまだこれからカウンセリングは進んでいくので、正直、どうなるのか、どんな気持ちになるのかはまだ全くわかりません。
ただ、専門家に相談できるという安心感だけでも、とてもいいなあって思っております。
トレーナーさんとの相性があるように、自分に合う病院の先生を見つけるまでに時間はかかるだろうなーって思っているので、のんびり色々行ってみようって考えてるところです。
まだカウンセリングは始まったばかりなので、追記します!