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専業主婦だからこそ、自分の居場所を持つことが大切だと思う

こんにちは、こだろぐです!

「社長の嫁はそれなりの辛さがある」という記事を以前書きました。

社長の嫁も大変!経営者の妻が「経営者の孤独」を読んで考えた事「経営者は孤独と言われるけれどなぜ?」と感じている方向けに、経営者の妻が「経営者の孤独」という本を読んで考えた事と孤独な経営者を支えるために妻ができる事は何かについて述べています。「経営者が孤独だと言われるのはなぜ?」と疑問に感じている方に読んでいただきたい内容です。...

令和時代には反していますが「内助の功を努める気持ちを持つ」ことが、経営者の隣にいる立場としてできることなのではないか、という考えをお伝えした記事です。

そんなことをお伝えしましたが、「夫の一歩後を歩いて行く」とか「家族を支えるために自分のことを後回しにして犠牲にする」とかそんな考え方をしていた時、ふと自分の心がだんだん壊れていく感覚に陥りました。

経営者の妻として大切なことは、「いつも機嫌よく笑顔で楽しそうにしていること」だと思います。

でも人のために、誰かに合わせた生活、つまり他人を基準にして生活をしていたら、「自分」というものがなくなって、精神的に辛くなってしまったんです。

そんな状態で、笑顔で過ごすことなんてできっこない、と思いました。

家族のために、自分のことを後回しにして家族優先で頑張っているのに、イライラしてしまって、家族を心配させては本末転倒だと思うんです。

本記事では、家族をサポートしつつも、自分の心の安定を保つための方法を考えていきたいと思います。

専業主婦の辛さとは

専業主婦ってよく「働かなくていいなんて羨ましい」「家に居れるのいいな」って言われることがあります。

でも専業主婦って、誰にも認めてもらえない苦しさや、自分よりも家族を優先しなければいけない辛さ、などがあると私は思います。家事って終わりがない戦いのようなもので、それに365日終われる辛さもありますが。

家族をサポートする立場ってすごく素敵なことです。

でも、それを続けていると「あれ、私ってなんのために生きてるんだろう」「人のために生きてる自分ってなんなんだろう」とか、自分のことがわからなくなってくる。

人のために生きていると、自分のメンタルが保ちにくくなると思うのです。

実際に私自身、専業主婦で特に自分の趣味もなかった時は、誰かに「あなたは何をやっている人なの?」と自分自身について聞かれた時に、

「………。(私って何やってるんだっけ?何をやって生きているんだろう)」

なんて思って生きていました。

自分について聞かれた時に、何も答えられない。

結局「旦那の奥さん」という肩書きしかないし、自分は何ができる訳でもなくて、自分のことについて喋ることがない。

喋ることができるとするなら、自分のことじゃなくて、旦那のことや友達、世間話。そして自分の学生時代や昔の話ばかり。

今の自分について誰かに話せる話題がないし、さらに環境も話せることもない。家族がいて友達もいて、楽しいはずなのに、ふと虚無感を感じていました。

自分の名前で呼んでもらえる環境作りの大切さ

そんな虚無感を感じ「自分ってなんだっけ?」となっていた時期に気づいたのが、「〇〇さんの奥さん」としか呼ばれてないということ。

「〇〇さん」って自分の名前で呼んでもらえることがなくて、「〇〇さんの奥さん」ってしか呼ばれない環境に属していたんです。

つまり、自分の居場所がわからなくなる理由のひとつが、「自分の名前を呼んでもらえる環境に属していないこと」なのではないか、と思うのです。

特に専業主婦をしていると、自分主体のコミュニティがない。いつも「〇〇さんの奥さん」としか覚えてもらえることがなくて、自分の本名で呼んでもらえることが少なくなっていきました。

仕事をしていたり、家族とは関係のない場所の趣味を持っていると、家族以外の自分でいられるコミュニティにいれて自分というアイデンティティを保てると思います。

しかし、仕事も趣味も全て家族や親戚が関わっていると、いつも「〇〇さんの奥さん」「〇〇ちゃんのお母さん」と呼ばれるので、常に「奥さんとしての自分」でしか自分の価値を認識できない気持ちになっちゃう気がするのです。

自分自身を評価してもらえる環境に身を置くことが、自分自身の心を守る秘策ではないか、と私は思います。

自分が自分でいられる環境作りが大切なのかも

仕事でも、趣味でも、お友達との時間でも、行きつけのお店を見つけるでも、本当になんでもいいんですが、「自分主体でいられる環境作り」。

それって人をサポートする立場だからこそ、自分の心の安定を保つために大切なんじゃないか、と思うんです。

人のために、人に合わせて生きるのってとっても素敵なことだし、私自身、人をサポートできるような人になりたいと思っています。

だからこそ家族をサポートしつつ、自分が自分でいられる環境を持って、自分が楽しめるコミュニティを作っていくことが、いつも笑顔で過ごすために必要なことなのかなぁ、なんて思っています。

仕事、趣味、なんでもいいから、「家族のことを誰も知らない、自分だけの環境作り」を作りたいな、そうすることで、笑顔で機嫌よく過ごせて、家族のためにもなるのかなぁ、なんて思っています。

まとめ

人のサポートをする立場ってすごく素敵なことですが、それで自分を犠牲にしすぎては、家族にもそのイライラが伝わってしまうかもしれません。

あくまでも無理はしないように、自分のことを第一に、そして周りに感謝しながら生活すると心掛けていればいいのかなぁ、なんて思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました!